人の行動を止めるもの
From 石原達哉
自宅の書斎より
人が行動を取れない時、
一体頭の中で何が起きているのか?
今日はそんなお話です。
人の行動を止めるものの正体
それは一体何なのでしょう?
これを考えるために、
試しに、あなたの経験を
振り返ってみてください。
最近あなたが何かをやらなきゃ
或いは
何かをやりたい
でも
出来なかった
そういう経験はありませんでしたか?
もしなければ最近でなくても構いません。
誰でも最低一つや二つは
そう言う経験はお持ちだと思いますので、、
なるべく具体的にその時のことを思い出してください。
それはいつ、どこで、あなたが何をしている時ですか?
あなたは本当は何をやりたくて、
でもできなかったのでしょう?
どうでしょう?
具体的に思い出せましたか?
あなたが本当はこれをやりたかった。
こうするべきだった。
しかしできなかった。
そんな時、あなたの頭の中には
「もしできなかったらどうしよう?」
「そんなことをしたら私の評価は下がらないだろうか?」
そんな考えはなかったでしょうか?
人の行動を止めるもの
それは「恐怖」の感情です。
「失敗の恐怖」と「拒絶の恐怖」
この2つの恐怖があなたが行動することにブレーキをかけます。
そして
「もしうまくいかなかったらどうしよう?」
「人からどのようにみられるだろう?」
という質問を頭の中でしている時には、
あなたの頭の中では
”うまくいかなかった時、
或いはそれをした時に
あなたの周りで起きるかもしれない嫌な事
そのイメージがいろいろあったのではないでしょうか?
ここで一つ実験をします。
例えば今、あなたの目の前に
黄色いみずみずしいレモンがあることを
想像してください。
そのレモンを半分に切って
片手にとり
ガブっとかじることを想像してください。
すっぱさを感じませんでしたか?
苦さを感じませんでしたか?
唾液がでませんでしたか?
顎が痛く感じませんでしたか?