人は○○を感じると頑張れる!!

From 石原 達哉

移動中の新幹線の中より、、

今日は

人は○○を感じると頑張れる!!

というお話。

 

 

〇〇とはいったいなんでしょう?

それは、、、

 

「意味」です。

人は意味を欲する生き物です。

 

なにか出来事が起こった時
そこに必ず意味が欲しいのです。

 

うちの息子がまだ小学生の頃、
一時期「いみね〜」と言う言葉が

流行っていました。

 

彼らは何かにつけて

「意味ね〜」を

連発していました。

 

 

要は

「やっても無駄」

「やることに意味を感じない」

「なぜそれをやらなきゃいけないの?」

「やる必要ある?」

「ばっかじゃないの?」

と言う意味です。

 

これは、まさに真理をついた言葉だと思います。

    
人は意味のないことはやりたくないのです。

 

     
アウシュビッツ収容所で

実際にあった拷問の話はご存知ですか?

 

看守から命令をされます。

スコップを持って、穴を掘りなさい。
そして隣の穴を埋めなさいと。

 

そして穴がすかkり埋まったら、

   
今度はそこを掘り返し、
今まで掘っていた穴を埋めなさい。

 

これをひたすら繰り返せと

指示をされる。

 

何度かこれを繰り返している内に、
人は正気ではいられなくなるそうです。 

 

「こんな無意味なことを

 いつまで続けさせられるのか」

と。

 

意味のないことを続けされられること、
それが人の正気を奪う「拷問」として
存在したという事実。

 

社長の会社の従業員が、

もしやる気がないとしたら、
点検してみてください、

 

彼らは今の仕事に

どんな意味を感じているのか?

を。

 

三人のレンガ職人の

お話はご存知でしょうか?

 

旅人が道を歩いていると

均等に距離を置いて

レンガを積んでいる職人が

三人いました。

旅人は三人に同じ質問をしました。

「今何をしているのですか?」

と。

一人目の職人はこう答えました。

「見ればわかるだろう。

 ただレンガを積んでいるのさ。」

 

二人目の職人はこう答えました。
「俺は今、ちょっとやそっとの

 雨風では壊れない

 頑丈な壁を作っているのさ」

 

三人目の職人はこう答えました。

   
「俺は今、教会の壁をつくているのさ。

 毎週毎週、日曜日になると人が集い、

 神様に祈りを捧げる神聖な教会の壁を

 作っているのさ」

 

さて三人の中の誰の仕事が、

一番丁寧で質の高い仕事だったでしょうか?

 

というお話です。

 

社長はこの話を聞いて、今、どう感じました?

 

 

私はこう思います。

いろいろな人がいます。

だから三人のレンガ職人の

もともとの意識の差は

確かにあると思います。

 

しかしこの三人は、

果たして同じ情報を持っていたのだろうか?

ということです。

 

即ち、この三人に与えられた

仕事の指示は

果たして一緒だったのでしょうか?

ということです。

 

最も意識の低い、一番最初の人に、
「これは教会の壁なんだ。
 今この街には教会がない。
 だからみんな教会を必要としているんだ。

あなた仕事で街に教会が造られる。

そこに毎週日曜日に人々が集まってくる。
そして皆んなが教会で祈りを捧げる

あなたにはその壁を積んで欲しいんだ。」

と伝えられていたとしたら、
彼は旅人に同じように答えたでしょうか?

同じようなレンガの積み方をしていたでしょうか?

ということです。

##社長、どうですか?

貴社であh、仕事の意味や目的を伝えられていますか?