人はネガティブな感情を感じると◯◯になる

From 石原 達哉
品川のオフィスより

 

”人はネガティブな感情を感じると◯◯になる”

 

〇〇に当ては丸言葉はなんでしょう??

そこに入る2文字は、、、

 

馬鹿(バカ)が正解です。

 

人はネガティブな感情を感じるとバカになるのです。
すなわち、
本来持っている知的さを失ってしまうのです。

 

例えば、私にはこんな経験があります。

もう30年以上昔の

免許を取り立ての頃の
出来事です。

目の前が狭い道でした。
駐車場から出ようとハンドルを左に切り
アクセルを思いきり踏んだら、
ボデイーが左側にある電柱に当たりました。

「バリバリバリ!」っと

ボディーが凹んだ音がしました。

 

「え〜。マジ〜、うっそだ〜」と
切り返すために、
バックをする時に、

ハンドルを反対に切ってしまい、
さらにボディーの凹みは
大くなりました。

あの時は軽いパニックに
陥っていました。

冷静な判断ができませんでした。

 

このように、
人は普段なら
普通にできることが
焦ったり、

慌てていたり、
不安があったり、

ネガティブな感情を感じると、
できなくなります。

オレオレ詐欺も
まさに人のこの性質を

利用した犯罪ですし、

 

アスリートが緊張して
試合で実力を発揮できなかった
というのもまさにこれです。

人はネガティブな状態にいると
自分の持っているリソースを見失い、

それを有効に使うことが

できなくなったりします。

 

社長にはそんな経験はありませんか?

 

今思えば、

あの時のあの判断は間違いだったな?と

思うこと、、

その時の感情の状態はどうだったか
試しに思い出してみてください。

 

いつもの状態だったでしょうか?
ネガティブな感情を感じていませんでしたか?

 

だから我々が、
自分のリソースをフルに活用するためには、

ネガティブな感情を感じていては
いけないのです。

 

元ヤンキースの松井選手も
高校時代から
”平常心”という言葉を
再三再四、口にしていました。

今日はここで、
”人が必ずネガティブな感情になる方法”

をお伝えします。

 

ネガティブになる方法を

お教えすれば、
それが

”チェックリスト”になりますし、
その逆をやれば

ポジティブになる方法ですから。

 

ネガティブを感じるのはとても簡単です。

大きく2つの方法、
細かく分けると4つのパターンになります。

これがわかると、
いつも自分の感情を良い状態に保つことができます。

悪い状態にいるときに、
どのよううに修正すれば良いか
点検項目を手に入れることができます。

 

イライラやモヤモヤ、不安や緊張から
解放されたらどうですか?

 

そう言う毎日を送ってみたいですか?

 

別に要らないよと言う人は
ここから先は読まないでください。

 

注目するのは、

自分の意識がどこに向いているかだけです。

簡単ですよね、、、

意識がどこに向けるかを
FOCUSと言います。

 

人が必ずネガティブを感じる方法
その1)

「無いもの」にFOCUSする。
 
即ち
 自分が持っていないもの、
 できないこと等、
 「無いもの」にFOCUSをすると
 人は必ずネガティブな感情を感じます。
 

私のエピソードを一つご紹介します。

起業して間もない頃、
突如、自分に自信がなくなり
行動が取れなくなった時期が
ありました。

その時の私の頭の中は
以下のようなになっていました。

「俺はまだ独立したてで
法人格もない。
従業員も雇ってない。
社長になってから未だ日も浅い。

そんな私が、
既に社長として会社を何年も経営して
従業員を何人も抱えていて、
場合によっては人生の先輩の社長に
何を偉そうにコンサルなんか
できるんだ!」と。

そんな時、
交流会でたまたま隣の席に座った
女性経営者の一言で私は救われました。

彼女は私に
「石原さん、私もそう言う時期があったわ〜。
でもね、石原さん。
人よりも1mmだけでも高いところがあれば、
それだけで立派に商売はできるのよ〜」
と言って、
彼女の1mmの話をしてくれました。

彼女のやっていることは
余の中にそんな商売があるんだ?!
そんなことでコンサルができるんだ?!
と思うくらい
ニッチな分野でした。

その話を聞いて
直ぐに私は私の1mmって何??
を考えました。
すると1mmではなく、
5mmまたは1cmくらいはあるかも、
そう思うものが2つ出てきました。

1つ目は、
私が「人は、、、」という
心理学や脳科学、行動科学などを学び、
社長よりは深い知識を持っていること。

そしてリクルートでの経験と紐付け、
人のやる気について
整理がついていること
が思い浮かびました。

そして2つ目、、
これが見つかった時、
私の中には揺るぎない自信が
生まれました。

それは、、、

クライアントの社長さんの
外側にいる存在であること。

外側から社長のやっていることを
客観視できることでした。

階段から落ちて強烈に頭と頭をぶつけたら
入れ替わるという小説のようなことが起きない限り、
絶対に変わることのないことです。

外側から客観的に見て、
いろいろと相談に乗れる人が、
リクルート出身でかつ、
心理学や脳科学を理解している私だったら、
それはとても心強い存在になれるはずだ、、

そう思いました。

そうしたら、
さっきまでの自信がないと言う感情は、
全てどこかに消え失せました。

 

 

そして、、、

人が必ずネガティブを感じる方法
その2)は、、、

”コントロールできないものにFOCSUする”

です。

そしてコントロールできないものは
全部で3つあります。

⑴ 過去
⑵他人
⑶出来事
です。

⑴⑵は説明は不要でしょう。

⑶は、
人間万事斎王が馬の話を
ご存知ですか?

 

もう少し分かりやすく説明をすると、

出来事は変えられないけれども、
それをどのように解釈するかは
変えられるということです。

私が、リクルートを辞めた後で、
全くの未経験の業界に転職して、
うまくいかなかったという話は
どこかで差し上げたかと思います。

 

どん底にいるときには、
何で24年も慣れ親しんだ
人材業界を捨てて、

全く未知の業界に飛び込むなんて

なんて馬鹿な真似をしたんだ
という悪い考えが
ぐるぐると頭の中で
渦巻いていました。

しかし、
あの経験があって今があります。

人の心理とか行動原理とかを
学ぼうと思ったのもあの経験が
きっかけです。

師匠に出会わせてくれたのも
あの経験です。

何よりも
独立起業のきっかけになったのが
あの経験でした。

 

コップに水が半分ある
と言う事実に対して、

「コップに水が半分しかない」
かまたは
「コップに水が半分もある」
という2通りの解釈があります。

どういう解釈をするか、
どういう意味づけをするかは、
その人の勝手です。

であれば、
いつも自分の力を奪う解釈
をするのではなく、

自分に勇気を与える解釈
を採用すれば良いのです。

 

 

今日のお話はいかがだったでしょうか?
今日はとても重要な内容をお伝えしたと
考えています。

ぜひ、活用してください。