「働き改革」の本質とは何か?
From 石原達哉
自宅の書斎より
今世の中で多く叫ばれている「働き方改革」
国が掲げるテーマなので、
大手企業を中心に、
たくさんの企業が取り組みをされています。
しかし、
「何時以降は残業禁止と言われても、、、」
「仕事の量が減るわけではないし、
家への持ち帰りが増えるだけ、、」
さらには、
「情報管理の観点から
家に持ち帰ることすらできないし、、、」
「どうしろっていうんだ、、、」
「どうすりゃいいんだ〜」
と、現場の人たちの悩みの声を
聞く機会も多いです。
言葉だけが一人歩きして
表面的で本末転倒な
取り組みも多い
と、私は感じています。
先日もある会社の役員研修で
働き方改革のための
人事制度の改定で
人事スタッフが
タスクに追いかけられ、
疲弊してしまっている
という課題が挙げれられていました。
昨日、ひょんなことから
YOU TUBEのある動画に
見入ってしまいました。
ユニリーバ・ジャパンの働き方改革の
取り組みの講演の動画です。
WAA(ワー!)」
(Work from Anywhere and Anytime)
という新人事制度の考え方や
成功の要因について語られています。
約1時間強の動画ですが、
自分自身の生き方を考える上でも、
とても深く示唆のある話が
盛りだくさんでした。
こんな動画が無料で見れるなんて、
YOU TUBEには感謝です。
本棚にある購入したDVDよりも
よほど聞く価値のある
内容だと感じました。
時間を作ってぜひ聞いてください。
(9分55秒くらいから65分間くらいが講演です)
****
以下、時間のない方
私のメモを記します。
メモなので、
纏まっていません。
お許しください。
生き方改革とは
従業員一人ひとりが自分の生き方を決めるということ。
Vidsionが大事
なんのためにやるのか?
国の方針だからやるのではない。
残業代削減のためでもない。
どんな世の中、会社を作りたいのか?
そこに推進する側の
情熱とコミットメントがあるか?
ダイバーシティとは何か?
従業員一人一人が全員違うということ。
それを認めた上で
それぞれの強みをいかしてもらうということ。
制度を作って終わりではない、
どのようにこの制度を生かすのかを
従業員一人一人に考えてもらうことが大事。
やらなきゃいけないことが、
好きなことで
得意なことだったら
とても幸せなこと!!
長時間労働には反対しない。
やらされ感のある長時間労働には大反対。
問題はやらされ感。
やらされ感は対話の不足から生まれる。
マネージャーの優劣は
一人一人の仕事の意義と意味を
本人に感じてもらうことができるかどうか。
あなたの人生の目的はなんですか?
あなたはなんのために生まれてきた?
とても大きな「問い」、、、
しかし
最後はこの「問い」に辿り着く。
働き方、キャリアを考えることは
この「質問」から始まる。
人生とは
自分の”本気”を探す旅、、、
ユニリーバジャパン
取締役 人事総務本部 島田由香様
の講演より