人に厳しい人は、、、
From 石原 達哉
銀座のカフェにて
歴史的な1勝をあげたコロンビア戦
試合後の本田圭佑選手のインタビューが
波紋を呼んでいます。
「結果だけみると
勝ち点3が取れたので満足できるかもしれない。
一方で試合内容は、10人対11人で約80分間を戦った。
そのアドバンテージを活かしきれたとは言い難い」
いつもの本田選手らしい
厳しめのコメントでした。
しかし、自身については
「自分に与えられた時間は
僅かだったけれども
しっかりと決勝点に絡む仕事ができて
とても嬉しく思っている。
欲を言えば、
自分自身が決勝点を決めれるような
活躍ができれば良かったと思っているが、
チームが勝つことが大事なので、、」
とのこと。
これに対して元日本代表の解説者の皆さんや
ファンの皆んなが痛烈な批判をしています。
私が見ていても
走れていなかったし、
パスミスやボールを取られるシーンが
とても多いと感じました。
本田選手の不用意なパスから
もう少しであわや失点というピンチを
招くシーンもありました。
そのことには一切触れずに、
チームは良くなかったと言ったので
批判を招いているわけです。
”人に厳しく、自分に甘い”
これをやると、人はついていきません。
私は本田選手を尊敬しています。
小学校の時の作文で
「将来はセリエAで10番をつける」
と書いて
それを実現してしまう
メンタリティーの強さ、
基準の高さ、
諦めの悪さ(Never Give UP)、
逆境への捉え方、向き合い方
どれも本当にスゴイと思います。
彼はいつもビックマウスで、
やらざるを得ない状況に自分を追い込み
逆境を乗り切り、
チャンスを掴んできました。
ですが
”人に厳しく、自分には甘い”
やっぱりこれは最低です。
今回の発言は、
彼らしくないですね。
スタメンを香川選手に奪われ、
出来なかったことよりも
出来たことにフォーカスをあて
精一杯のアピールをしているようにも見えました。
顔の表情もよくないし
何か病気ではないかと心配です。
社長は誰からも叱られません。
だからついつい自分には甘くなりがちです。
私は本田選手のようにすごくはありません。
尚のこと
”いつも自分に厳しくあらねばいけない”
今回の件であらためてそう思いました。